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新・さすらいのもの書きブログ

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なぜ出版社なの?

「こんな出版不況の中でなんであえて今出版社?」


出版社を設立する人のキャリアとしては、見城徹さんのように元大手出版社の編集者だったひととか、あとは編集プロダクションや印刷所が出版機能をもつ場合などがあります。
まれに、ライターがそのまま出版社を設立し、自分の本は自分で出す、という方もいらっしゃいますが。

しかし、ライター以前の仕事はコンピュータ専門学校の教員だったし、大学は理系。ちっとも出版社らしさがないですね。


では、なぜ出版社か?


「世に埋もれかけた知識を知りたい・保存したい」

これにつきます。
ビジネス書・実用書など、ノウハウ系の出版物にこだわるのは、そういう理由なのです。

せっかく面白いもの、役立つこと、濃い情報、残しておくべきコンテンツなどがあっても、従来の本のシステムだと商業ベースに乗らないために出せないテーマというのが、どうしてもあるのです。

そういったテーマを、出版して後世に知識を残しておけるような仕組みを作り、そうして著者も自社も儲かるしくみをつくりたいものです。


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